中央線の旅・小淵沢

山梨・長野方面に出かける折、よく彼は
千葉駅発6:37の特急あずさ51号を
帰りは千葉駅着20:52 のあずさ70号を利用していました。

そして、小淵沢界隈で途中下車することも多かったようで
武川村や白州町に泊ったと話すこともありました。

また小淵沢駅近くにとりわけ気に入いった場所があり
ほぼ同じ場所から、甲斐駒ヶ岳を望む風景を多数描いています。
目的地が富山や長野の場合でも
わざわざ中央線経由で出かけるほどでした。

その何点かを含め
甲斐駒ヶ岳を中心にした絵をここで紹介いたします。

冬日
冬日[40変(100×40)/1985]

初冬
初冬[20P/1985]

深秋
深秋[12変/1987]

冬
[20P/1987]

小淵沢早春
小淵沢早春[20M/1987]

晩秋の甲斐駒ヶ岳
晩秋の甲斐駒ヶ岳[30変(100×40)/1987]

冬嶺
冬嶺[10M/1988]

初冬
初冬[10P/1989]

春日
春日[8P/1990]

小淵沢早春
小淵沢早春[10P/1990]
甲斐駒遠望
甲斐駒遠望[10P/1991]

冬日
冬日[10P/1992]

五月(小淵沢)
五月(小淵沢)[6F/1995]

小淵沢近くで描いた民家の絵もありました。

初夏(信玄原)
初夏(信玄原)[4F/1975]

雨上がり(6月の信玄原)
雨上がり(6月の信玄原)[10P/1977]

中央線の車窓から眺めていると
竜王駅辺りから常に目に入っていた八ヶ岳が
  小淵沢駅の手前のちょっとしたトンネルで見えなくなる場所があって・・
〈・・となると、そのトンネルの上に立ったとき
どのような形で山が見えるか・・それが気になって、長坂駅から歩いてみた〉

ある時旅から帰った彼がそんな風に話し出しました。

〈しかし、なかなか思うような場所には出られず
それでもぼちぼち歩いていると
重い荷を持って歩いている姿を見かねたのか、わざわざ車を止めて
乗りませんかと、声をかけて下さる方がいて・・
それも二度までも・・さすがに二度目の時には
だいぶ歩いて疲れてはいたし、小淵沢駅まではまだ距離もあるとのことで
ご好意に甘え、駅まで送っていただいた〉

旅の思い出は、親切な人との出会いなどなど
楽しいことが多い、と彼はいつも話しておりました。
  

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