上高地(1)

1970年代から数度にわたり上高地を訪れていますので
ここに、上高地を描いた絵を2回に分けて掲載いたします。

記録が残っていないため明確なことは分かりませんが
初めて上高地の絵が紹介されたのは、
1973年に銀座の飯田画廊で開催された
「水の展覧会」に出品された「上高地」ではないかと思われます。



上高地
上高地[10P/1973]


その後、1973に大阪の「ギャラリー牛丸」で開催された
田染幸雄個展に「上高地 20P」が出品されていたようです。
   
また、1975年に大丸デパート(東京)で開かれた
「田染幸雄 自然との対話展」にも
上高地を描いた絵が展示されておりましたが、残念なことに、
モノクロームのカタログしか残っておりませんでしたので、
これらの絵は,ブログ「田染幸雄の各種展覧会(個展3)」で
紹介するにとどめました。

徳沢の秋 6F  草むら 6F

また、展覧会のカタログ上に「上高地初秋 4F」の記載がありましたが
写真は残っておらず、どのような絵柄であったのかは不明です。





立夏
立夏[30F/1973]


初秋の道
初秋の道[6F/1974]


初秋の上高地
初秋の上高地[4F/1974]


上高地
上高地[4F/1974]



先ごろ掲載した「田染幸雄のエッセイ」の中に、次のような
記述がありました。

 上高地にはあまり出かけていない。
 観光客の多いところはどうも苦手、というより
 歩きながら自然の形や人為的な形を夢想している人間には
 有名な場所はあまり意味がないようである。

何が原因だったのかわかりませんが、確かにその後10年近く
上高地には出かけていなかったようです。



雨上がり
雨上がり[15P/1982]

上高地早春
上高地早春[20M/1988]


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